漫画家の青鹿ユウ(@buruban)です(´▽`)
はじめましての方はこちらの人物紹介どうぞ
前回の記事はこちら↓
2019年今、麻疹が流行しつつあります…
去年沖縄で麻疹が流行った時
近隣まで麻疹患者が出て私は予防接種前の0歳のふーみんを抱えてとても不安でした
この時、小児科の先生からお話をしてもらってあたらめて
「健康な人がワクチンを接種し、しっかり免疫をもつことがとても大切なんだな…」と知りました。
0歳の赤ちゃんや妊婦さん
今病気や抗がん剤治療中でワクチンが打てなかったり
治療薬によりワクチンの効果が消えてしまう方
何度もワクチンを打っても免疫がつかない体質の一部の方…
そんな方を守るためには周りの力(免疫)がとても大切。
今まで知らなかったこのコトをなんとか1人でも多く届けられないかな?
そう思い、麻疹の情報などを積極的かつ幅広く調べ提供してくださっている医師のHAL先生に監修をお願いして
麻疹対策マンガを描きました。
よろしければ読んでもらえたら嬉しいです。
*こちら複数の専門家に相談の上、引用にあたるとの判断で使用している画像が含まれております。
麻疹そのものを治す薬はないそうです…。
唯一、有効なのが麻疹にかかる前に
MRワクチン(麻疹・風しん混合ワクチン)
または
麻疹単体ワクチン
または
MMRワクチン(おたふく・麻疹・風しん・混合ワクチン)
を打つことです。
個人的には風しんも予防接種が重要な病気なので
一挙に免疫を獲得できるMRワクチン、MMRワクチンをおススメします。
*厚生労働省のHPには
早めにワクチンを打つことも有効のようですが
なる前にワクチンをうつのが一番だと思います。
厚生労働省の麻疹ページ↓
(万が一かかったとしても軽傷ですみ、重篤化を防げます)
個人個人がしっかり免疫をもち、病気に感染しなければ周りに広げることもない。
広げることがなければパンデミックもおきない。
パンデミックがおきなければ事情があって今弱っている人も守れる。
沢山の人が免疫を持ち、今事情があって免疫を獲得できない人に
感染症を持ち込まないようにする…これは集団免疫と名付けられる方法だそうです。
こちらはインフルエンザの記事ですが、集団免疫について触れられてます↓自分の体を守ると共に、周囲の事情があってワクチンをうけられない人も守れる。
これはとても凄いことだな…!と知りました。
集団免疫は社会の95%の人が免疫を獲得した時、社会全体で流行を防ぐ力が発揮されます。
各個人がもつ小さな免疫が集まって大きな免疫の壁となって流行をふせぐのだそうです。
これをもっと小さな単位(家族や近親者)にしたのが「コクーン戦略」です。
まだ予防接種前の赤ちゃんなどに濃厚にかかわる近親者が免疫を十分にもつことで
赤ちゃんへ病気をもちこまないようにする。
免疫の繭です。
集団免疫はいわばこの繭の拡大版、免疫の輪といえると思います。
一人ひとりが免疫をもつことにより大きな壁となって人を守る戦略です。
Twitterで沢山の医療アカウントが啓発活動をしてました(風しんの時もそうでした)
子どもを産むまでどこか他人事。スルーしていた私。
自分事になって慌ててRTしたりふーみんがワクチンを打ったマンガを描いたのですが
反応は薄く…(育児クラスタが少し反応してくれたぐらい)
そらそうだ…私も今まで他人事だったしな…。
面倒だし…お金かかるし…そんな時間なんてないしって思ってたな…今急に虫がよすぎるよな…
そう思っていたのですが
一人の友達が「ユウさんがRTしてたMRワクチン俺打ったよ!」と言ってくれたんです。
その時私にとって彼はヒーローに見えました。
ありがとう!!とても不安だったんだけど
話を聞いて行動を起こしてくれてすごい嬉しい!
集団免疫は彼のような人をきっかけに作られていくんだな…と思いました。
彼は少しでも安心につながるなら。俺の免疫がやくにたつなら(´▽`)って言ってました。
今回このマンガを描くとき、どう描こう?と思ったのですが
私が最初の思いうかんだのはあの日の彼でした。
そのことを思い出して今回のマンガを描きました。
多くが小さな力をあつめて巨大な敵を倒してきました。
映画やアニメやマンガのヒーローだけじゃない、
健康な大人だからこそ出来る救える「力」がある。
もしよければ一つ、あなたの免疫の力を貸してもらえたらとても嬉しいです。
私も今後も忘れず「健康な大人だからこその力」を存分に発揮していきたいと思います。
気になるな…調べてみたいな…
そう思ったかた、ぜひHAL先生のブログへ!
その他HAL先生のブログはわかりやすくエビデンスに基づいた情報がたくさん!
めちゃくちゃ勉強になるし頭に入ってきやすいので迷ったら是非(´▽`)
今日は足をとめてくれてありがとうございました。
はじめましての方はこちらの人物紹介どうぞ
前回の記事はこちら↓
2019年今、麻疹が流行しつつあります…
去年沖縄で麻疹が流行った時
近隣まで麻疹患者が出て私は予防接種前の0歳のふーみんを抱えてとても不安でした
この時、小児科の先生からお話をしてもらってあたらめて
「健康な人がワクチンを接種し、しっかり免疫をもつことがとても大切なんだな…」と知りました。
0歳の赤ちゃんや妊婦さん
今病気や抗がん剤治療中でワクチンが打てなかったり
治療薬によりワクチンの効果が消えてしまう方
何度もワクチンを打っても免疫がつかない体質の一部の方…
そんな方を守るためには周りの力(免疫)がとても大切。
今まで知らなかったこのコトをなんとか1人でも多く届けられないかな?
そう思い、麻疹の情報などを積極的かつ幅広く調べ提供してくださっている医師のHAL先生に監修をお願いして
麻疹対策マンガを描きました。
よろしければ読んでもらえたら嬉しいです。
*こちら複数の専門家に相談の上、引用にあたるとの判断で使用している画像が含まれております。
麻疹には薬がない!
私は調べるまで知らなったのですが、現在においても麻疹にかかってしまったら麻疹そのものを治す薬はないそうです…。
唯一、有効なのが麻疹にかかる前に
MRワクチン(麻疹・風しん混合ワクチン)
または
麻疹単体ワクチン
または
MMRワクチン(おたふく・麻疹・風しん・混合ワクチン)
を打つことです。
個人的には風しんも予防接種が重要な病気なので
一挙に免疫を獲得できるMRワクチン、MMRワクチンをおススメします。
*厚生労働省のHPには
麻しんの患者さんに接触した場合、72時間以内に麻しんワクチンの予防接種をすることも効果的であると考えられています。接触後5、6日以内であればγ-グロブリンの注射で発症を抑えることができる可能性がありますが、安易にとれる方法ではありません。詳しくは、医師とご相談ください。ともあります。もし麻疹患者さんと接触した場合は
早めにワクチンを打つことも有効のようですが
なる前にワクチンをうつのが一番だと思います。
厚生労働省の麻疹ページ↓
集団免疫
麻疹は体の中に十分な抗体さえあれば基本かからない病気です。(万が一かかったとしても軽傷ですみ、重篤化を防げます)
個人個人がしっかり免疫をもち、病気に感染しなければ周りに広げることもない。
広げることがなければパンデミックもおきない。
パンデミックがおきなければ事情があって今弱っている人も守れる。
沢山の人が免疫を持ち、今事情があって免疫を獲得できない人に
感染症を持ち込まないようにする…これは集団免疫と名付けられる方法だそうです。
こちらはインフルエンザの記事ですが、集団免疫について触れられてます↓自分の体を守ると共に、周囲の事情があってワクチンをうけられない人も守れる。
これはとても凄いことだな…!と知りました。
集団免疫は社会の95%の人が免疫を獲得した時、社会全体で流行を防ぐ力が発揮されます。
各個人がもつ小さな免疫が集まって大きな免疫の壁となって流行をふせぐのだそうです。
これをもっと小さな単位(家族や近親者)にしたのが「コクーン戦略」です。
まだ予防接種前の赤ちゃんなどに濃厚にかかわる近親者が免疫を十分にもつことで
赤ちゃんへ病気をもちこまないようにする。
免疫の繭です。
集団免疫はいわばこの繭の拡大版、免疫の輪といえると思います。
一人ひとりが免疫をもつことにより大きな壁となって人を守る戦略です。
ヒーローに見えた
去年、麻疹が流行って我が子への感染が怖かった時Twitterで沢山の医療アカウントが啓発活動をしてました(風しんの時もそうでした)
子どもを産むまでどこか他人事。スルーしていた私。
自分事になって慌ててRTしたりふーみんがワクチンを打ったマンガを描いたのですが
反応は薄く…(育児クラスタが少し反応してくれたぐらい)
そらそうだ…私も今まで他人事だったしな…。
面倒だし…お金かかるし…そんな時間なんてないしって思ってたな…今急に虫がよすぎるよな…
そう思っていたのですが
一人の友達が「ユウさんがRTしてたMRワクチン俺打ったよ!」と言ってくれたんです。
その時私にとって彼はヒーローに見えました。
ありがとう!!とても不安だったんだけど
話を聞いて行動を起こしてくれてすごい嬉しい!
集団免疫は彼のような人をきっかけに作られていくんだな…と思いました。
彼は少しでも安心につながるなら。俺の免疫がやくにたつなら(´▽`)って言ってました。
今回このマンガを描くとき、どう描こう?と思ったのですが
私が最初の思いうかんだのはあの日の彼でした。
そのことを思い出して今回のマンガを描きました。
私達には力がある
今まで数々のヒーロー達が願ってきた「力」多くが小さな力をあつめて巨大な敵を倒してきました。
映画やアニメやマンガのヒーローだけじゃない、
健康な大人だからこそ出来る救える「力」がある。
もしよければ一つ、あなたの免疫の力を貸してもらえたらとても嬉しいです。
私も今後も忘れず「健康な大人だからこその力」を存分に発揮していきたいと思います。
麻疹が不安な方
監修していただいたHAL先生のブログがとてもわかりやすくかつ幅広く情報を発信していらっしゃいます。気になるな…調べてみたいな…
そう思ったかた、ぜひHAL先生のブログへ!
その他HAL先生のブログはわかりやすくエビデンスに基づいた情報がたくさん!
めちゃくちゃ勉強になるし頭に入ってきやすいので迷ったら是非(´▽`)
今日は足をとめてくれてありがとうございました。
私の看病エッセイが本になりました↓
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言ったからにやるぞ!楽しく崖っぷちスタンプです。
コメント
コメント一覧 (4)
私は東京の片隅の小さなクリニックに勤めている事務です。
素晴らしいお話をありがとうございます!
日頃から患者さんたちに伝えたくて中々伝わらないことがギュッと詰まっていて、感動しました。
同じく働くスタッフの中でも、他人事のような捉え方をする者もあり、日々悩みながら運営しています。
もしよろしければ、こちらのお話を印刷して、待合室に掲示、もしくはパウチして本と一緒に読み物として置かせていただけないでしょうか…?
ご許可いただけましたら幸いです。
コメントありがとうございます。こちら…ちょっとあの…某ヒーローを描いていて
二次創作的なあれな感じになっているので
印刷などしてしまうと…あれでそれな…ごにょごにょ
すみませんです💦
でもわかりやすいと言っていただけたのはとてもとても嬉しいです!
麻疹が流行ってしまいそうな気配を止めるには本当MRワクチン大切ですしね…。
さまざまな方が気づいてくれて集団免疫の輪にくわわってくれたらいいなぁと願ってます
了解しました、印刷はせずwに、お話しして興味持たれた方にブログの方ご紹介してみますね!
やっぱり誰しも、自分の身に降りかからなければ真剣には考えられないものですものね、特に有料で補助が出ないワクチンをオススメするのは、時にスタッフ相手でも苦労します。
それでも、集団免疫で小さな救える命があること、そのことを広めて行くことが医療機関に勤めるものの使命と信じて、頑張ります!
ステキな漫画、本当にありがとうございました!
配慮ありがとうございます~!
そうなんですよね…私も子どもを産むまでは他人事だったもので
お恥ずかしい限りなのですが、単純に大人がかかるリスクも知らなかった…
というのもあったので(;^ω^)
ワクチン補助もっと国が積極的にしてくれればいいのになぁ…と思ってます